マラソン大会の何が良いかって、それは、沿道の声援なんです。これは、普段のトレーニングでロードワークに出ている時にはないもので、すごく力になる、元気になれるものです。
特に、少年少女が、親に連れられてきていて、それで、舌足らずな声で
「がんばれー」
って言ってると、本当に、がんばろう!って気がしてくるので不思議です。
で、まあ、それはいいんですが、お前、それはちゃうやろって思ったイライラ応援がいくつかあったので、今日はそれをランキング形式で紹介します!
①「その疲れ、気のせいでは?」「その辛さ、気のせいでは?」などの気のせい系
こう書いたボードを掲げてる人がいます。これ、見る場所によっても感想変わるんですが、
10km地点(まだ疲れてない)→当たり前じゃん。疲れてねえよ。
20km地点(辛くなりだし)→は?お前、20km走って同じこと言えるの?
30km地点(つらい)→は?てめぇ、今ここまで走ってくるのに、どれだけ頑張ってると思ってるの。今どんだけ辛い、きつい想いをこらえて走ってると思ってるの?キレそう
40km地点(辛い)→殺意
だいたいこんな感じです。基本的にどの位置でもらっても、いい印象は抱きませんでした。
走ってる時って辛いんですよ。その感情を否定してくるメッセージ、普通に意味不明です。どれだけこっちが頑張ってると思ってるんだよと。お前やってみろよと。それでも同じこと言えるのかと。
相手の立場に立って、相手の状態を慮れないメッセージはよくないんだなと思いました。
(※あくまで個人の感想です)
②「あとたった3kmだよ〜!」
あのさぁ。最後の3kmって、めっちゃ長いんですよ。
あの、あのね。そりゃ、今から3km走って下さいってんなら、そりゃひょひょいと走れますよ。でもね、こちとらもう39km走ってきてるわけですよ。足は限界越えてるんですよ。
「たった3km」って、お前が決めるんじゃねえよと。その3km、走るのどれだけ大変だと思ってるんだと。アホかと。馬鹿かと。
やっぱり、こちらの状況を理解してくれていない応援メッセージは受け手側からしたらもう暴力です。普通に、イラッと来てました。
(※あくまで個人の感想です)
ですが、似たような応援でも、すごく励まされたものがありました。
「つらいよね〜、でもあと3kmだから、頑張って!」
これ!最初のヒトコト!
そう!辛いんですよ!こっちは!
それを理解してくれた上で、あと残り3kmだから頑張ってね!って言われた時、正直涙がでるんじゃないかってくらい嬉しかったです。
あ、この人、ぼくの辛さ理解してくれているうえで応援してくれてる、うれしい…(;ω;)
って感じでした。応援するときは殴っちゃダメ。寄り添ってもらえるとほんとに元気が出ます。
ランキングにしようと思ったのに、2つしか思い出せませんでした。
なので逆に、じわじわ力になる応援メッセージを紹介したいと思います。
番外: 「走れてうらやましい」系
東京マラソンで走るには、10倍程度の倍率の抽選を超えないといけません。当然、走りたくても走れない人がいるのです。そして、沿道にそういう人が応援に来てくれたりします。
たまたま当選した僕は、そういう、落選してしまって走れなかった人の想いも背負って走っています。そういう人たちから、うらやましいと素直に言われると、僕は今幸せなんだな、がんばろうと自然に思えるのでした。
以上です。
応援も難しいですね(こなみかん
ここから追記!
思い出した!3つめ!
③「ありがとうー!」
なんか、2度ほど言われました。沿道から。「ありがとう」って。
純粋に、
え?なんで?なんで感謝されるの?
という感想がわきました。
だって、俺、別に、俺が好きで走ってるだけなんですが。お前に何もしてないんだけど。え?
みたいな。
なんか、こう、雑なんですよね。「ありがとう」って言っとけばいいんでしょ?みたいな、なんというか、全く重みのない、ぺらっぺらな「ありがとう」。そんなもの、もらっても嬉しくないんですよね。
そういう底の浅さというか、嘘を平気で吐くというか、そういうことに対して寒気を感じる応援でした。
(※あくまで個人の感想です)
いかがでしょうか?
まあ、全く違う意見の人もいます。僕はこう感じましたってだけです。
そーゆー、ネット上に数多ある、言いたいこと言い散らしただけの記事として受け取っていただければ幸いです。
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