今回の内容は、
・そもそも確率とは
です。
確率論の数学的定式化について、たとえ話を用いて説明しています。
まあ、ちゃんとやると結構重たいんですが、ざっくりこんな感じです。
Aが起こる確率P(A)というのは、「あり得る世界」の砂粒全体を1kgとした時に、Aが成り立っている砂粒の重さ(kg)がどれくらいかというので定義してみました。
伝わったでしょうか。
実は、確率を数学的に扱うには、確率とよばれる数値を事象に割り当てればいいだけです。
その割り当ては、今回は重さでお話しました。
数値が大きいと起こりやすいとか、数値が小さいと起こりにくいというのは、あくまでその後の解釈の話で、実は数学の範疇の外だったりします。
(今回はそこの話はしませんでしたが)
ちなみに、
数学的に厳密には、
あり得る世界の砂粒 ←→ 測度空間Xの元x
全体の重さを1kgとする←→ Xに確率測度pを定める
Aが起こっている世界の重さ←→ p( { x ∈ X | xではAが成り立つ } )
ということです。
伝わりましたかね?
疑問質問等あれば、 twitter にリプライ下さいー!
次回からは、もう少し実践的な計算の話をして、
もう数回あとからベイズ統計を始めます。
では、お楽しみに!
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