2016年7月30日土曜日

[book]論理より熱(シンプルに考える、東大生プロゲーマー、おそ松さんの企画術)

今まで読んできた以下の3冊の本、それぞれに共通して、
「論理より熱」
ということが書いてありました。

3冊とも非常に良い本なので、細かいことは以下のリンクから買って読んでいただくのがいいと思うのですが、軽くだけ僕の言葉で説明したいと思います。

シンプルに考える
東大卒プロゲーマー
「おそ松さん」の企画術-ヒットの秘密を解き明かす-


まず、3冊の著者をそれぞれ説明したいと思います。
「シンプルに考える」の著者は、元LINEのCEOの森川亮氏です。
LINEというサービスを生み出した人が、「『熱』こそが成功の条件である」と言っているわけです。

2冊め、「東大卒プロゲーマー」の著者は、プロゲーマーのときどさん。ウメハラさんなんかはゲーム界隈の人じゃなくても聞いたことあるくらい有名だと思います。このときどさんも、ウメハラさんに何度も勝っているほど強い人で、プロゲーマーとして生活しておられます。
そんな人が、「論理は結局、情熱にかなわない」と言っています。東大卒の人ですよ?そんな人がこう言うんです。

最後、「『おそ松さん』の企画術」の著者は、布川郁司さん。
もう、Wikipediaのリンク貼ったので、見てください。
日本のアニメを支えてきたプロデューサーの一人です。その人も、「論理武装よりも、『熱』を大切にする」とおっしゃってるわけです。



売れるものを作るには、マーケティングをしっかりして、大衆が求めているものを作ればいい。(ときどさんの場合は、徹底的にキャラクターを分析して、各技への対応を練習し込む。)
それは、非常に正しく聞こえるのですが、それじゃあ面白いものは作れない。(試合がつまらないし、何故か勝てない。)
本当にヒットするものが生まれるときは、絶対にこれを作らないといけないんだ!という熱がある。それこそが大事。(論理を捨て、弱いとされていたキャラクターを愛して練習し込んだ結果、面白い試合ができるようになったし、勝つことも増えた。)
ということらしいです。

70点、80点を狙って無難な玉を投げても、結局だいたい、その少し下の60点、70点に届くのがやっとなんですよね。常に目標の少し下にしか着弾しない。
なんですけど、そういう思考をやめて、絶対にこれが必要なんだ!絶対にこれをやらないといけないんだ!!!という熱意で以って挑んだことこそ、120点や、時には1000点くらいの結果が出せるのだ。(0点になることもあるけどね)
と、偉人達が語っているように感じました。


僕も、今後成功が求められる社会に出て行くわけですが、しょぼい成功を目指すだけの人間にはならぬよう、気をつけて生きて行きたいなと思った次第であります。


あ、ほんとにいい本なので、興味を持たれた方は是非ご一読下さい。

シンプルに考える
東大卒プロゲーマー
「おそ松さん」の企画術-ヒットの秘密を解き明かす-






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