2016年8月18日木曜日

[math] 2種の条件付き確率について

前回の記事からの続き記事です。
読んでない方は、ぜひ先にそちらをお読み下さい。
前回 → [youtube] ベイズ統計についてPart02



さて。

条件付き確率の一番の混乱の原因は、先程も言ったように、未来予測型と原因究明型の混同にあると思います。幸か不幸か、両者とも同じ公式

P(B|A) = P(A, B) / P(A)

が成立してしまいます。


ですが、素朴な概念としえてはこの2つは異なる回路で考えていると思うので、しっかり区別してみるといいのではないかと思っています。


特に、教育場面においては、「異なる2種類がある」という点と、「その2種で同じ公式が成り立つ」ことを、強調するといいのかなぁと思っています。

数学というのは、一見異なるように感じられるものが、同じ法則、公式に支配されることに美を感じる学問ですよね。
だから、教育者側としては、ついつい後者に重点を置いて教えがちだと思っています。
また、条件付き確率を教えてから時間が経った後、公式をさらっと使うだけで計算を済ませることもあると思います。
(↑基本的に、昔の僕のことです。みなさんにどれだけ当てはまるか分かりませんが\(^o^)/)

ですが、原因究明型は初習の生徒にとってはかなり難しい部類だと思います。ですので、たまには原因究明型の考え方について復讐すると、効果が出やすいのかなと思っています。

僕自身は、生徒の前に立って数学を教えることは今後おそらくもう無いので、自分で実験できないのですが、読者の方で今後そういう機会がある方は試してみていただけると嬉しいです。
(そして、その結果がどうだったかを教えていただけると非常に嬉しいです。)








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